この度、ソプラノ内田恵美子と、テノール大川晶也が、「ジョイントリサイタルVol.1~古典、そしてベルカントへ」と題しまして、ジョイントリサイタルを開催することとなりました。
新型コロナウイルス感染拡大により、皆さまにおかれましても、いつ感染するかわからない不安、未知のウイルスへの不安、愛する家族に対する不安、等、想像できない無数の不安と苦悩が生まれ続けている日々をお過ごしのことと、胸が痛みます。
そんな中では、音楽を楽しんだりする余裕がないこともよく分かりますし、芸術はいわば、不要不急と思われるのも確かです。多くの公演は中止となり、合唱団の練習もストップし、音楽は「なくても生きていけるもの」という位置に追いやられています。
しかし、多くの人にとっては単に娯楽のひとつでも、私達演奏家にとってはそれが仕事であり、自身はこの仕事の為に30年間研鑽を続けて参りました。新型コロナが収束するまで待てばいいとお思いになるかもしれませんが、それではいろいろなことが手遅れになっているかもしれない。出口はまだ見えないけれど、何もしないではいられない。そんな思いで、このリサイタルの開催を決意しました。
私の信念の言葉である、世紀の歌姫マリア・カラスの残した「歌に関して言えば、私たちは死ぬまで学生なのです」という言葉。どのような状況でも学びを止めることなく、そして演奏家にとっての学びは、聴いて頂くお客様があってこそ、得ることのできる学びなのです。
会場の感染対策は万全を期し、また、演奏者は直前の抗原検査を行った上で演奏する予定ですので、どうぞ安心してお越しください。
皆様のご来場、心よりお待ちしております。